今やJ・K・ローリングと聞けば、知らない人はいないでしょう。
もちろん全世界で小説も、映画も大ヒットした「ハリー・ポッター」
シリーズ作者と言えば、もっと分かりやすいのですがあえて今日は、
書きだしたくはありませんでした。
今回の新作タイトルは「The Casual Vacancy」
まだ和訳されていないので、日本でもタイトルは、
「カジュアル・ベイカンシー(仮名)」となっているそうです。
内容は今までのイメージを、きっとご本人も壊したかったのでしょう。
イングランド西部の架空の町「パグフォード」とういう街の中で、
教区会の議員の死亡に伴う選挙が行われるという設定で描かれ、
狭い社会の中の不平等や政治問題や、性や暴力などかなり痛烈で、
現代社会を抉るような・・・そういう内容なのだそうです。
自ら殻を破るのはとても、大変ですし勇気がいったと思います。
J・K・ローリングさんご自身もコメントで「別に、出版しなく
たっていいんだと自分に言い続けながら書いた」と、おっしゃる位、
批判も中傷も覚悟で、新しいジャンルへ飛びこんだのだと思います。
そんな気持ちも覚悟も知らず、ハリポタを引っ張り出して批評したり、
海外でも国内でも、そんな批評しか書けない人の事は気にしないで
欲しいです。
賛否両論かなり分かれるこの作品・・・でも私は彼女の挑戦の第一
歩を応援しますし、和訳が出たら買おうと思っています。
「ロンドン(CNN) 大ヒット小説「ハリー・ポッター」シリーズ
作者のJ・K・ローリングさんが手がけた初の大人向け小説「The
Casual Vacancy」が27日、英国と米国で発売され
た。論評を見る限り、ハリー・ポッターとはまったく異なる趣の小説
のようだ・・・」
(CNN.co,jp)
CASUAL VACANCY,THE(H) [ J.K. ROWLING ]